繰り返す夢

    堀 剛

今でも僕は思い出す
少年の頃
見た夢を
留年が決定するかも知れないと
教師に警告を受ける夢
高校3年生だった

あるいは
今でもその夢を思い出す前夜
僕は同じ夢を見ているのだろうか
起きようと思っても
起きられず
そのまま僕は学校へ行けない

行けないままで
毎日が過ぎ去り
年間百日の欠席までもう数日で
あるいはテストがやってきても
それでも僕は起きれない
行けば出来るはずのテストなのに

どうしてか
起きれずに時の経過を繰り返し
朝とも言えない遅い朝
失ったものを確認しながら
僕は寝床から起きあがる
<健康である>

それから
焦りを包み込むだけの反抗と
哀しさだけを抱え込んで
一日が始まっていた


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