堀 剛
記憶の果て
切断された向こうに
未来のように霞んだ風景がある
緑色の板塀のある空地
草野球をする少年たちの記憶の風景が遠くに見える
だが、気がつけば
僕は同じ部屋の窓からしか
世界を覗いたことがない
ここからしか見えないのだ
世界が
堀 剛
記憶の果て
切断された向こうに
未来のように霞んだ風景がある
緑色の板塀のある空地
草野球をする少年たちの記憶の風景が遠くに見える
だが、気がつけば
僕は同じ部屋の窓からしか
世界を覗いたことがない
ここからしか見えないのだ
世界が