不可知に向けて

 堀 剛

 

ここから世界が見え始めている
一点の
針の穴のような小さな視点
世界と目の接合点

見えなかったものが
見える
聞こえなかったものが
聞こえ始める
未知のリズムが

針の穴を通れば
あらゆる質量から解き放たれる存在の世界だ

地上では
花が花であったが
表象を超えて
あらゆる理由が収束する

仏にあっては仏を殺せ
表象にあっては表象を拒絶せよ
針の穴を通るために

20200227


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