ちぎれる魚 (夢の記憶)

堀 剛

 

ちぎれる魚
散る
暴力的切断
散る
飛ぶ
心象風景
さながら
心の氷点
明確に
指示句を置く
合わないリズムで
内部と外部の
合わない言葉が
空転し
伝えきれない
少年の頃の
もどかしさ
さながら
ちぎれる魚の
風景の
切断の予感
何かの
何故か
耳すませば
異なる記憶の内部の
認識を閉じこめた
世界が対峙する
承認せねば
あの約束を
ちぎれる魚
散る 斑に
不協和音の
混沌
世界が明ける世界と交差する
意味の地平に
存在の
それ自体の意味が
反逆する
構造の内部へと
やがて
身体的変革が
カフカのように生起する
存在は
存在自体が意味であるために
絶望をひっさげたままで

 

 

 

 


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